第三の選択  ~ シェアハウスで高齢者を看るということ ~

最期はどこがいいですか? 病院? 施設? それとも・・・?? ここは看護師がシェアハウスで寝たきりの高齢者を看ているレポート的なブログです。真面目に不真面目な人間性なので閲覧注意w

休憩中に更新 面談

3連休と面談があったりで更新が遅れてしまいました。


さて、うちのシェアハウスを利用される方は寝たきりが多いのは前に説明したと思いますが、ご利用の際には色々説明を致します。


賃貸の契約は形式的なものなのでハンコ押して終了なんですが、、、。


・環境の変化で調子を崩すことがある。
・病院や介護施設ではないので急変時の対応が遅れる。
・急変したときはどうするのか?そのままなのか救急車を呼ぶのか?


など、死に直面した時の対応を先に説明して、家族の意向を聞きます。これ大事。


事実、過去に利用初日で亡くなった人がいた。家族からしたら


「朝まではすごく元気だったのに、そっちに行ったら急に倒れて亡くなった!なにか飲まされたか、暴力を受けたのではないか?」


と、多くの家族はそう訴えてくる。


結局、老衰だったんだけど、ゆっくりと衰弱していくパターンじゃないから正直こちらも驚いた。


でも、利用する前に


「環境の変化で急変することが高齢者にはよくあることなので、その辺はご理解ください。」


と説明していたから、なんとかトラブルを回避できました^^;


でも、まさか初日で亡くなるとか漫画じゃん!と思いましたね。。。


前に書いたけどうちで亡くなって場合、2週間に1回の定期的な訪問診療が入っていれば担当医が死亡診断書を書いておしまいになる。んで、提携している葬儀屋さんを紹介しておしまい。


話はそれましたが、「必ず急変する時が来る、その時どうしますか?」という家族の意向を聞いておくのがベスト。


最近のケースは、突然血尿→家族→担当医に連絡して様子を見たけど


夜中とかもコールはあるから、旅行などであまり遠くに行けないのが管理者として難点。