休憩時間に更新 認知症の症状 ケースその1
こんにちは
認知症の症状について。まぁ症状についても検索かけてちょーだいな。
で、過去にあった出来事から。。。
若いころに起業して建築系の仕事を軌道に乗せ結構儲かっていたAさん。銀座赤坂、豪遊しておりました。
しかし、徐々に高齢化して60代後半から軽いアルツハイマーになっちゃった。
けど、周りの反対を押し切って社長業を継続。
まー、うまくいくわけもなく赤字は膨らむばかり。最終的には家族に借金を負わせ、豪邸も差し押さえられて施設へ。家族はAさんの介護を断固拒否。
Aさん、「家に帰りたいから家まで送れ。」
家族「絶対だめ。帰ってきてほしくない。」
施設のスタッフ「ここがAさんのおうちですよ。」
Aさん、納得がいかず、持っている杖を振り回してはスタッフに暴力。。。。
そして症状が進んだころ・・・
Aさん「おい、お前!」
私「どーしました?」
Aさん「いったいどうなっているんだ!?」
私「は?」
Aさん「何が何だかわからない!!!」 私「・・・」
本人曰く
「頭が真っ白になって何も出てこないし思い出せない。自分の名前はわかるけど家族の顔も名前もわからない。なぜここにいる?今は何月?ここはどこだ??」ってな感じらしい。
その後のAさん、数カ月ののち、暴力も暴言もすっかりなくなり、ぼんやりとした表情でただ椅子に座っているだけのお人形さんに。。。
これ、自分が勤務しだして1年経たずの経過なんだよね。
でも、この方が正直介護が楽でした。たたかれなくて済むし。。。
良く、「認知症予防のための~」って本やTVで紹介されていますが、凶暴な状態で認知を維持されるのが一番の地獄かと思います、ハイ。
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