第三の選択  ~ シェアハウスで高齢者を看るということ ~

最期はどこがいいですか? 病院? 施設? それとも・・・?? ここは看護師がシェアハウスで寝たきりの高齢者を看ているレポート的なブログです。真面目に不真面目な人間性なので閲覧注意w

施設で亡くなっちゃった;;

あると思いますw


特養(特別養護老人ホーム)なんかは終の棲家と呼ばれるくらいなんで、バンバン亡くなっていると思いますが、自分が働いていたところでは、


「亡くなる前に病院に送っちゃおう。」が、鉄則でした。


まず家族からのクレームが来る。


亡くなることは仕方ない(寿命や循環器系の持病もあるからね)のですが、


「20マン近いお金を払っていて死んだのに気が付かないって、スタッフは何やっていたんだ!!(怒」


まぁ気持ちはわからないでもない。でも、そもそも個室はわかりにくいし、個室への訪問数も少ないと状況が把握しにくい。


なので、気が付かないうちに亡くなってることも結構ある。


勤務していた特養では医師が2週間に一回程度来ていたので、死亡診断書は担当医が書いておしまい。あとは葬儀屋にお願いして引き取ってもらう。


もし医師が来ていなかった場合は


警察が来ます!


事件性の有無のチェックのため、当時は誰がいたか、どんな状況かいろいろ聞いてきますよ。


なので施設で亡くなるといろいろ面倒(施設にパトカーが来るし)なので、容体が悪かったりすると早めに病院へ。


でも、施設の利用料は部屋を確保しているため当然徴収。で、入院費も家族持ち。
中には「施設で看取ってください。」という家族もいるけど施設の意向による。


で、
・施設で亡くなる→寿命か急死・・・まぁしょうがないよね。。。
・病院で亡くなる→病死・・・やっと楽になれるね、よく頑張ったね。。感動!   
・自宅で亡くなる(往診あり)→寿命、病死、急死、いろいろ・・・畳の上で本望だよね。


いずれも担当医が担当するので処理はスムーズ


・自宅で亡くなる(往診なし)→病死、急死のほか事故死、他殺、自殺の疑い→警察


警察に行くと傷だらけで帰ってくることもあるから、ちょっと残念な気持ちになる。