第三の選択  ~ シェアハウスで高齢者を看るということ ~

最期はどこがいいですか? 病院? 施設? それとも・・・?? ここは看護師がシェアハウスで寝たきりの高齢者を看ているレポート的なブログです。真面目に不真面目な人間性なので閲覧注意w

バタバタ

こんばんは。


8月終わりに新規利用者様が2名増え、バタバタしています。


それでいて、今回の北海道地震!


身内や友人が北海道にいるのでちょっと不安でした。




で、今回の利用者さん、鼻腔栄養と吸引でした。


施設で拒否られることの多いケースです。


鼻腔栄養は認知の方だと抜かれることが多い。でも病院では治療目的のための安全確保なので「抑制」することができる。


しかし介護施設だと抑制は「虐待」扱いになるので、対応に困るというのが本音。


それを知ってか、入院中に胃瘻を希望してくる家族も多い。


でも今の医療機関は胃瘻をあまり勧めててこない。


それは、「栄養さえ入れておけば亡くなることはない」
   →「医療・介護保険の財源が失われる。」


と、なります。


あ、これ日本の将来を思ってのDrの意向。実は私もそう思う。税金は将来ある子供に使うべき。


ビジネスチックなDrは


「まず胃瘻にして、後は自社の訪問看護で報酬をもらおうかな・・・・w」


と考える、かもしれないww


なので、


「胃瘻・経鼻カテーテルへの医療・介護保険は保険対象外」とすべきです。


「食べられなくなったらおしまいでいいじゃない?」というDrもいますし、それが本来の人間の姿だと思う。


それでも生きたいというのであれば、保険対象外として自分の財産か身内の支援で生きるべきだと思います。


結論、高齢になってご飯が食べられなくなった時、胃瘻で長生きを希望する人は、今からお金をためておきましょう。


以上